くらし情報『なんとAppleストア前! 大胆不敵な中国のiPhone 6転売現場とは?』

2014年11月13日 17:59

なんとAppleストア前! 大胆不敵な中国のiPhone 6転売現場とは?

そしてそれと引き換えに各自から現金を回収。どうやらこの布袋を持ってきた人間が総締めのようだ。

なお、たまにAppleストアから警備員が出てきて「ここから立ち去るように」と転売人に注意していたが、店外を警備員が取り締まることはできないのだろう。裏側の入り口付近では転売人たちはのらりくらりとそれを交わし、警備員が店内に戻ると再び入り口前に集まる始末。見ていると店から出てくる客に群がるなど、Appleストアとしては迷惑な行為だろう。だがそれを阻止するすべは無いようだ。

○電脳ビルでは普通に転売されている

一方、北京の秋葉原とも呼ばれる中関村の電脳ビルでもiPhone6や6Plusは普通に販売されていた。各ビルの一階はPCメーカーの店が並ぶなど普通の家電店に見えるが、地下に潜ると小さいショーケースを並べた店が100店舗以上も入っている。
それらの店では香港や日本から輸入されたiPhoneがそれぞれの店で当たり前のように販売されているのである。

中関村のような電脳ビルは他の中国の都市やアジア各国でもごく一般的にみられるものであり、ここで転売品の販売は珍しいものではない。だが大胆にもAppleストアの目の前で転売人たちによって販売されるなど、こっそりと売られるような状況ではなく、むしろ堂々と販売されているのである。売る場所を選ばないとあっては、中国のiPhone人気が続く限り転売は無くならないのだ。

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