高速無線LANルータ「ASUS RT-AC87U」のセキュリティ機能を試す - Trend Micro Smart Home Networkを搭載
図5のMalicious Site Blockinでは、PCやスマートフォンでWebアクセスを行っているときに、遮断が発生することが多いだろう。
一方のInfected Device Prevention and BlockingやVulnerability protectionでは、通信を遮断するアクセス元がPCやスマートフォンに限らないし、Web閲覧中とも限らない。したがって、通信が遮断されたことに、ユーザーが気付かないこともありえる。
考えられる事例としては、ホームネットワーク内にBOTのようになってしまったデバイスが存在する場合だ。そのようなセキュリティリスクを知らせるために、RT-AC87Uで通信の遮断が発生するとメールで知らせる設定も行うことができる(図6)。
もし、そのような通信が遮断されると、図7のようなメールが送信される。
このレベルに至った場合には、速やかな対応が必要だろう。ホームネットワーク内に存在する何らかのデバイスが、サイバー犯罪者によってコントロールされている可能性が高いからだ。
●PCやスマホのセキュリティ対策ソフトは不要となるか
○ペアレンタルコントロールも
AiProtectionでは、ペアレンタルコントロールも可能である。