くらし情報『トレンドマイクロ、Windows XP/2003に影響あるSchannel脆弱性の注意喚起』

2014年11月17日 09:35

トレンドマイクロ、Windows XP/2003に影響あるSchannel脆弱性の注意喚起

トレンドマイクロ、Windows XP/2003に影響あるSchannel脆弱性の注意喚起
トレンドマイクロは11月14日、Microsoftが11月11日(米国時間)に公開した修正プログラム(Patch Tuesday)の、「Schannelの脆弱性によりリモートでコードが実行される」脆弱性(MS14-066)の深刻度「緊急」について注意を呼びかけた。

Schannelとは、MicrosoftによりWindowsへのSSL/TLS実装に使われている「セキュアチャネル」と呼ばれるもの。今回確認されている脆弱性は、攻撃者が悪意を持って作成したネットワークパケットを影響あるシステムに送信するだけで攻撃が成立するという。これは、ユーザによるアクションを必要とせずに乗っ取りを可能にする脆弱性で、2014年4月に問題になったOpenSSLの脆弱性「Heartbleed」を彷彿とさせる。

Microsoftの発表ではMS14-066を悪用している事例はまだ確認しておらず、トレンドマイクロでもこの脆弱性を利用した動きや不正プログラムなどの攻撃は確認していない。しかし、2014年9月に問題となったコマンドシェルbashの脆弱性「Shellshock」が脆弱性公開後まもなく攻撃を確認したように、この脆弱性も短期間のうちに攻撃に利用される危険性が十分考えられる。

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