くらし情報『社会人へ贈る「怒り」をコントロールする方法』

2014年11月30日 11:00

社会人へ贈る「怒り」をコントロールする方法

こと。

ドキドキして脈拍数が速くなっていたり、「汗が多く出る」「体が熱くなる」「頭をかきむしってしまう」「手が震える」といった兆候を早めに察知できば、次の対策も取れるようになる。このように、自分の状態をきちんと把握することはエモーショナルインテリジェンス(Emotional Intelligence Quotient:EQ)の第一歩でもある。

次の対策は、深呼吸。数秒かけて深く息を吸い込み、肺が空っぽになるまで吐き出す。できるのであれば腹式呼吸で頑張ってみよう。これによって脈拍数を減速させ、血圧が下げっていく。心の中で「大丈夫」「リラックスして……」と自分に呼びかけてみるのも一つの手だろう。


脳科学者のJill Bolte Tayler博士によると、"ハイジャック"されてしまった脳はアドレナリンなどのホルモンを放出するが、その時間はわずか90秒程度という。

これらのホルモンが血液を通して体に流れた後も怒りが続くとすれば、「意識的に怒りの感情を継続させていることになる」と博士は分析している。そのため、自分で意識して感情を「一時休憩」させてみよう。そうでなければ、扁桃体が再びハイジャックを起こし、怒りを雪だるま式に大きくしてしまう恐れがある。

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