2014年12月8日 08:30
ブロケード、オープンアーキテクチャベースの「The New IP」を推進
そして、「ブロケードはこの新しい時代のリーダーになりたいと思っている」と述べた。
そして同氏は、新しい時代にはクラウドのためのネットワークである「The New IP」が必要だとした。
「The New IP」のフレームワークは、ハードウェア、サービス、コントロール、オーケストレーションの4つで、ハードウェアとしては、x86サーバとVCS ファブリック・テクノロジを搭載した同社のスイッチ、サービスはネットワーク機能を汎用サーバ上の仮想化環境で実現するNFV(Network Functions Virtualization)、コントロールはSDN(Software Defined Networking)のオープンソースプロジェクトOpenDaylight、オーケストレーションは、オープンソースのIaaS基盤構築ソフトの「OpenStack」で構成される。
ロイド氏は、このようなオープン・アーキテクチャによるソフトウェアで定義した「The New IP」を利用することで、GoogleやAmazonのように年間数十億ドルを投資しなくても、同様のネットワークを構築できるとした。また、今後は、NFVに置き換わることにより、ローエンド/ミッドレンジのスイッチはなくなっていくだろうとの見解を示し、そのため今後はインテルのアーキテクチャに注力していくとした。