2014年12月10日 16:40
Adobe ReaderとAcrobatに脆弱性 - JPCERT/CCが注意喚起
JPCERT/CCは12月10日、アドビシステムズのPDFファイル閲覧ソフトウェア「Adobe Reader」およびPDFファイル作成・変換ソフトウェア「Adobe Acrobat 」は複数の脆弱性があるとして、注意を呼びかけた。
遠隔の第三者が、これらの脆弱性を悪用して細工したPDFファイルなどを開かせることで、Adobe ReaderやAcrobatを不正終了させたり、ユーザの PC上で任意のコードを実行させたりするおそれがあるという。
対象となる製品とバージョンは以下のとおり。
Adobe Reader XI (11.0.09) およびそれ以前
Adobe Reader X (10.1.12) およびそれ以前
Adobe Acrobat XI (11.0.09) およびそれ以前
Adobe Acrobat X (10.1.12) およびそれ以前
対策としては、Adobe ReaderおよびAcrobatを以下の最新のバージョンに更新する必要がある。
Adobe Reader XI (11.0.10)
Adobe Reader X (10.1.13)
Adobe Acrobat XI (11.0.10)