2014年12月22日 12:27
国土交通省、787のバッテリー不具合の調査結果公表--原因不明だが対策は有効
第5セルの過熱は内部短絡によるものと考えられている。内部短絡を引き起こす可能性のある要素として、 (1)金属片の混入、(2)リチウム金属の析出、(3)電解液の漏れ、(4)セル・ワインディングの皺等の関与を検討。しかし、過熱を引き起こすことを裏付ける客観的な事実を確認することはできず、原因は特定できなかったという。
今後の対応としては、同事案においては3段階の対策のうち、第2段階および第3段階の対策が適切に機能したことにより、運航の安全性は確保されていたものの、利用者の安心を確保する観点から潜在的な要因等についてさらに検討し、セル・バッテリーシステムの信頼性向上が必要と判断した。
このため、ボーイングは設計改善等の検討を加速し、実施する設計変更に係る認証の早期取得および同設計変更の航空会社への早期提供に取り組む必要があるとしている。また、航空会社も同設計変更を早期に採用・実施する必要があるとしている。 航空局は、これらを実現するため、FAA(連邦航空局)、ボーイング、運航者等と引き続き密接に連携という。
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