くらし情報『“究極のエコエネルギー”「水素」が生活を変える?』

2014年12月25日 17:22

“究極のエコエネルギー”「水素」が生活を変える?

また、「膨大に存在する資源」という点においては、資源枯渇が問題視される化石燃料などと比較しても、水素は採掘の必要もなく、水さえあれば生み出すことができる。水だけでなく、石油やバイオマス、下水汚泥など様々な物質の中にも含まれており、地球が存在する限り尽きることのない無限の資源といわれているとのこと。日本のようにエネルギー資源に乏しかったとしても水素エネルギーの活用が進めばこれを解消することができるかもしれない。

最後に「貯蔵や運搬の容易さ」が挙げられる。貯蔵・運搬の難しい電気に比べて、水素エネルギーは気体、液体、個体とあらゆる形で貯蔵可能らしく、例えば、夏に作った水素を冬にエネルギーとして使ったり、災害時のエネルギーとして備蓄したりと、様々な活用を進めることができるようになるとのことだ。また天候などに左右されやすく貯蔵が難しい太陽光、風力などの再生可能エネルギーを水素エネルギーに変換しておけば貯蔵が可能となるそうだ。

○水素社会に向けた動き

実は日本では水素エネルギーを活用する「水素社会」の実現への動きがすでに始まっている。経済産業省では、技術面、コスト面、制度面、インフラ面での課題は多くあるとしているものの、「水素社会」

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