年賀状の切手、羊の編み物が12年かけて完成したのは本当だった!
現在販売中の年賀はがきの料額印面(料金が書かれている切手の部分)では、羊がマフラーを巻いて編み棒を持っている。12年前の同じ未年の年賀はがきでは、羊が編み物をしている。これは続き物なのか偶然なのかネットでも話題になっていたが、本当のところはどうなのかを日本郵便に尋ねてみた。
○担当したのは、12年前と同じデザイナー
「ストーリーは続いています。同じデザイナーが担当しています」と、答えてくれたのは日本郵便・西村哲課長。12年をかけてマフラーを編みあげているといった話は本当だったのだ!
金額の「52」がマフラーにの柄になっているのもオシャレで印象的なデザイン。早くも12年後の未年が楽しみである。
デザインの続き物は初めてだというが、料額印面は意識して「うんちく」を語れるようになっているという。
午年には馬そのものではなく蹄鉄を元にして工夫をこらしたものがあったり、ディズニー年賀はがきでは隠れミッキーが話題となった。
しかし蛇年や辰年には見た目の印象からか、「どうしても嫌われる方がいらっしゃるんです」(西村さん)と、干支そのものを出すのが難しく、"蛇の目"をデザインしたものやお正月の風物詩を採用することもあるそうだ。