2015年1月1日 12:00
大河原克行のWindows 8 PC探訪記 - 元旦編 2015年Windows未来予想図
この施策を活用した日本への製品投入は現時点では未定だが、日本上陸の可能性は捨てきれない。
すでに、低価格ノートPCとしては、日本ヒューレット・パッカードが税別25,800円の「Stream 11-d000」を発売するといった動きがあり、低価格化の流れが動きはじめているなかで、CTEの動きが加わり、Windows搭載PCやタブレットの販売価格を一気に引き下げる可能性がある。
海外からの部品調達や海外生産が中心となるPCやタブレットでは、円安の影響をあけて、価格上昇の流れがあるが、Windows搭載PCおよびタブレットに関しては、新たな施策の実施によって、価格下落が進展する可能性がある1年ともなりそうだ。
○SurfaceとWindows Phoneの投入タイミング
ところで、マイクロソフトブランドのタブレットPCである「Surface」と、国内投入が遅れているWindows Phoneは、2015年にはどうなるのだろうか。
いずれもポイントは、Windows 10ということになりそうだ。
現行モデルのSurface Pro 3は、2014年7月に発売。1年に一度の発売サイクルであることを考えると、夏に発売となる公算が高いが、秋にWindows 10が発売されることを考えると、そのタイミングにまで発売がずれ込む可能性も捨てきれない。