2015年1月1日 12:00
大河原克行のWindows 8 PC探訪記 - 元旦編 2015年Windows未来予想図
ここでは、「いくつかの新たなデバイスを投入する」とされているが、これがマイクロソフトブランドの製品なのか、サードパーティーの製品なのか、あるいは既存の形状のPCなのか、ウェアラブルデバイスなのか、まったく真相がわからない。
仮にマイクロソフトブランドで投入される場合、開発を担当しているのは、前ノキアCEOであるステファン・エロップ氏が率いるデバイスグループになるはずだ。この組織では、タブレットPCのSurfaceや、スマートフォンのLumia、大型マルチタッチディスプレイ製品などを開発。10月から米国で発売したウェアラブルデバイス「Microsoft Band」もこの部門で開発している。買収したノキアの開発者なども多く抱えており、開発体制は万全だ。2015年は、Windows 10の投入とともに、このタイミングにどんな製品が投入されるのかにも注目しておきたい。
○広がる2-in-1 PCの世界
2015年も引き続き注目したいのが、2-in-1 PCの広がりだ。
すでにパナソニックが主力機種のすべてを2in1 PCにする方針を打ち出しているほか、ソニーから独立したVAIOも、公開している試作品の「VAIO Prototype Tablet PC」