2015年1月5日 16:15
Cerevo、スマホでスノボが上達するスノボバインディング「SNOW-1」開発
Cerevoは5日、同社が新たに立ち上げたスマートスポーツ用品のブランド「XON(エクスオン)」の第一弾として、スノーボード・バインディング「SNOW-1」を開発したと発表した。同製品は米国時間4日に開催される2015 CES Unveiled、6日より開催される2015 International CESで実機展示を行ない、年内に発売する予定。販売価格は400~600ドル程度の見込み。
SNOW-1は、Bluetooth 4.0 LE、3軸加速度センサ、曲げセンサなど各種センサーを搭載したスノーボード・バインディング。スノーボードの上達には、重心や荷重のかけ方、スノーボードのしなりといった情報が重要になるが、同製品は各種センサーを用いて、これらの情報を定量的かつリアルタイムに把握することができる。
荷重センサーは、左右それぞれの足元に4カ所、合計8カ所に搭載し、装着したスノーボーダーの荷重の掛け具合や重心位置を計測。さらにスノーボードに装着する前後2カ所の曲げセンサーでスノーボードの部位別しなりを検知する。
SNOW-1で計測したデータは、Bluetooth連携したスマートフォンへリアルタイムで転送される。