2015年1月8日 14:28
「Android TV」に注力するGoogle、「Google TV」の終了を宣言
米Googleは1月7日(現地時間)、テレビ向けプラットフォームとして提供してきた「Google TV」の開発者サポートの終了を明らかにした。既存のGoogle TVデバイスは今後も使用し続けられるが、「リビングルーム戦略は今後、Android TVとGoogle Castエコシステムの拡大に集中する」とGoogle TV/Android TVチーム。Google TV向けにアプリを提供してきた開発者に対して、2015年に搭載製品が登場するAndroid 5.0 Lollipopベースの新しいテレビ向けプラットフォーム「Android TV」への移行を促している。
Google TVは2010年に、Googleがリビングルームに進出するプラットフォームとして発表した。OSにAndroid、WebブラウザにChrome、そしてフル機能のFlashを採用し、テレビでWebコンテンツやAndroidアプリを利用できるようにした。第一世代製品としてソニーがHDTVとBlu-ray Discプレーヤー、Ligitechがセットトップボックスを発売して話題になったが、販売台数は伸び悩み、2013年春発売の「NETGEAR NeoTV Prime」