「コミュニケーションをデザイン」する - テレビ会議システムの"本当の力"で企業を変えてきたVTVジャパン 前編
と語る。
同社マーケティング部の大川香織氏は、「部署内やプロジェクトチーム内で互いの考えていることが分かるようになりました。ちょっとした思いつきやひらめきなどのアイデアも、相手に伝えやすいので便利です」と効果のほどを教えてくれた。確かに社内SNS自体は珍しいものではない。だが、生産性の向上や企業価値を高めるツールとして使う場合、一定のルールが必要であることがよくわかる。
今後の社内での導入効果や運用実績を踏まえて、SNSとテレビ会議システムを融合させた製品の開発も検討していくという。"テレビ会議=会議室で行うもの"と思いがちだが、他のITツールと組み合わせることでテレビ会議システムの使用シーンが広がる可能性は、まだまだ数多く存在しているのだ。また、同社では自社でもテレビ会議システムを日常的に運用している。
東京本社と大阪支社をつなぎ、日常業務や連絡をテレビ会議システム経由で行っている様子も見せてくれた。日頃からテレビ会議システムを使うからこそ、新しい視点が培われてくる。
他にもテレビ会議システムの活用方法として、「テレビ会議システムのログデータの分析による、グループ間連携の数値化があります。