2015年1月22日 08:31
米MS「HoloLens」発表、Windows 10はホログラムコンピューティング対応
米Microsoftが開発している次期Windows「Windows 10」では現実世界にホログラム映像を重ねる拡張現実が可能になる。1月21日に開催したWindows 10のメディア向けイベント「Windows 10:The next chapter」で、同社はWindows 10がホログラフィックコンピューティングプラットフォームとして機能することを明かし、また「Microsoft HoloLens」というホログラフィックコンピュータを発表した。
Microsoftのホログラフィックコンピューティングについては、同社が用意した紹介ビデオを見ていただくと概要がつかめる。仮想世界にユーザーが閉じこもるのではなく、ユーザーを取り巻く現実の世界に3Dホログラム映像を用いたデジタルの世界をシームレスに融合する。コミュニケーション、コンテンツへのアクセス、もの作りなどに幅広く活用できる。例えば、壁にホログラムで大きなスクリーンを作って、Skypeでビデオチャットするなど、PCやスマートフォンといったデバイスのスクリーンに縛られない"どこでもコンピューティング"が可能になる。Windows 10はホログラフィックコンピューティング用のAPIをサポート。