2015年1月25日 12:34
SynopsysのDesignWare HDMI IPがHDMI 2.0認証を取得
データスクランブル機能により、EMIを低減できる。そして、CEC(Consumer Electronic Control)仕様もサポートしているため、1つのリモコンで複数機器の操作を可能にする機能を実装できる。
また、このシリコン実証済みIPに加えて、同社はDesignWare IP Prototyping Kit for HDMI 2.0も提供している。同キットは、IPのプロトタイピングと統合に必要となるハードウェアとソフトウェアをともに提供しているため、数分以内にIPのSoC実装作業に取りかかることができる。この他、事前コンフィギュレーション済みのIPとSoC統合ロジックとともに提供されるFPGAベースプロトタイピングシステムHAPS-DX、PHYドーターボード、シミュレーションテストベンチ、Linux/リファレンスドライバ/参照アプリケーションで構成されている。加えて、Linuxを実行できるDesignWare ARC 32ビットプロセッサベースのソフトウェア開発プラットフォームも提供する。なお、同IPはファウンドリ各社の28nmプロセスならびに16nm FinFETプロセスに対応したHDCP 2.2組み込みセキュリティ仕様準拠の認証済みで、すでに提供を開始している。