2015年2月4日 09:53
ヴイエムウェア、ストレージ仮想化ソフトの最新版「Virtual SAN 6」発表
管理機能も「VMware vSphere」に統合されており、「vSphere Web Client」から操作が行える。
同氏は、「Virtual SAN 6」の主な新機能として、「オールフラッシュ対応」「2倍のスケーラビリティの実現」「4倍以上のパフォーマンスを実現」「信頼性および耐障害性を支える機能の追加」を挙げた。
最近、オールフラッシュのストレージ製品が増えているが、同製品は2階層のオールフラッシュ アーキテクチャに対応している点で、競合に対してアドバンテージがあるという。SSDを使い分けることで、費用対効果にすぐれたオールフラッシュのアーキテクチャを構築することが可能になる。
また、最大32ノードまで対応していたクラスタは最大64ノードまで拡張可能になり、ホスト当たりのIOPSはオールフラッシュは4倍以上になっている。
そのほか、高性能かつ効率的なスナップショット機能、ラックを認識する機能が追加されている。同氏はこうした機能により、同製品の使い方が変わってくると述べた。具体的には、これまで利用が推奨されてこなかったミッションクリティカルなアプリケーションやVDIなどのプラットフォームとして利用されることが見込まれるという。