2015年2月4日 12:10
英ARM、新たな64bit CPU「Cortex-A72」などを発表 - A72はA15比3.5倍の性能
システムの接続バンド幅を最大で2倍に引き上げ、前世代のCCI-400と比較して最大で30%メモリパフォーマンスを高めることができる。このインターコネクト技術は、複数のプロセッサのキャッシュメモリやGPU、メモリ間でのコヒーレンシを保つために利用される。MaliシリーズGPUなどとの接続に利用したばあい、4Kビデオの扱いなどが容易になるという。これは、一般にモバイルシステムでは、GPUは独自のメモリを持たず、メインメモリをフレームバッファなどとして利用するため、システムの内部接続の性能が表示性能にも影響するからだ。
このCortex-A72やMali-T880は、台湾TSMC社の16ナノメートルFinFET+技術で製造が可能で、スマートフォン向けでは、最大2.5ギガヘルツでの動作が可能になるという。
このCortex-A72については、すでにHiSilcon、MediaTek、Qualcomm、Rockchipなど10社が発表時点でライセンス契約を結んでいるという。また、開発用ツールとしてはCadence社、Synopsys社が対応する。
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