くらし情報『Novaの"永遠の親友"を探してOpenStackを再定義 - OpenStack Days 基調講演』

2015年2月5日 09:00

Novaの"永遠の親友"を探してOpenStackを再定義 - OpenStack Days 基調講演

Collier氏はまず、現在の企業をとりまく環境を整理。ゲーム業界の米Zynga、自動車業界の米Tesla Motorsら、躍進した新興企業を例に挙げながら、スタートアップと大企業が同じ土俵で競う時代になっていることを説明した。

そのうえで、競争力の源泉となっているのがソフトウェアであることを強調。「Software Defined Economy」という言葉を用いてソフトウェアの重要性を説き、OpenStackなどによって構築されたクラウド基盤がビジネス変革のエンジンになっていくとの見方を示した。

こうした状況の中、OpenStackは今後どういう方針で開発/運営を続けていくべきか。それがCollier氏の講演テーマである。

○OSSとして迷走しないためのミッションステートメント

今後の方針を説明するにあたりCollier氏は、最初にOpenStackの歴史を紐解いた。開発者25人、イベント参加者75人という非常に小規模なコミュニティとして始まったものが、わずか5年で開発者数が100倍以上に、イベントは世界各国で開催されるまでに成長しているという。


ただし、拡大するOSS(Open Source Software)

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