くらし情報『トルコ・リラを取り巻く環境について~振れの大きな展開となる可能性も~』

2015年2月6日 09:39

トルコ・リラを取り巻く環境について~振れの大きな展開となる可能性も~

こうしたことなどから、24日の金融政策委員会では利下げが予想されます。ただし、リラ安が進めば、原油安の恩恵が帳消しとなる可能性もあることなどから、物価を持続的に落ち着かせるためには、慎重な金融政策が不可欠と考えられます。しかし、6月に総選挙を控え、大統領や政府から利下げを求める圧力が高まると見込まれ、中央銀行の信認や独立性が揺らげば、リラに影響することも考えられます。なお、ECB(欧州中央銀行)の量的緩和が始まれば、市場心理の改善につながる可能性があり、トルコの経常赤字の縮小とともに、リラ高要因になると期待される一方、今年の半ば頃と予想されている米国の利上げ開始は、米ドル高要因となる可能性があります。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2015年2月5日 日興アセットマネジメント作成)

●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」

※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。

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