2015年2月6日 13:00
キヤノン、進化した5軸手ブレ補正の薄型30倍ズーム「PowerShot SX710 HS」
キヤノンは2月6日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX710 HS」を発表した。スリムボディに高倍率ズームレンズや高い動画記録性能を備える「PowerShot SX」シリーズの新モデル。発売は2月下旬で、価格はオープンとなっている。キヤノンオンラインショップでの直販価格は38,800円だ(税別)。
2014年2月に発表された「PowerShot SX700 HS」の後継となるモデル。厚さ34.8mmというスリムサイズでありながら、光学30倍のズームレンズを搭載している。新たな特徴としてはまず、SX700 HSでは有効1,610万画素だった撮像素子が有効2,030万画素のCMOSセンサーへ変更されている(サイズはいずれも1/2.3型)。
従来モデルであるSX700 HSに比べて、5軸手ブレ補正機能が強化された。
5軸手ブレ補正は、動画撮影時に光学式と電子式を併用するもので、光学式機構と電子制御によって回転軸、水平回転軸、縦回転軸、上下、左右の手ブレを効果的に補正する。今回のモデルでは、水平回転軸と縦回転軸に対する補整が強化され、走り撮りや後ろ歩き撮り時の映像の揺れを大幅に低減することに成功した。