2015年2月9日 09:53
Oculus Riftを使ったバーチャル観光案内、楽天トラベルの取り組みとは
今回のシステムで使用している360度写真は全部で100枚ほど。一般の人の歩幅が平均0.8メートルなので、最短で0.8メートル、最長でも3.2メートルと、なるべく距離を空けずに撮影することで、実際に歩いて移動している感覚を再現しているのこと。
筆者も実際に装着してみたが、コントローラーで入力した時の反応も良く、没入感も抜群。画面スクロールの感じは、Gooleマップのストリートビューに近いが、撮影間隔がストリートビューよりも短いため、より現地を歩いている感じが強い。
今回の「バーチャルリアリティ(VR)観光体験」は、2014年12月に長野県と組んで行なわれたイベントに続き2回目となる。
今後も同じように全国の自治体とタッグを組んで、訪日外国人や若者に向けて旅行需要喚起を促し、観光スポットの魅力発信として協力していきたいとのこと。
また、全国のホテルや旅館などにもサービスを導入して、部屋の状況などがチェックイン前にもわかるようなシステムを導入していく予定だ。
Oculus Riftがまだ市販されていないので、一般向けの公開は現時点では考えていないとのこと。
とはいえ、サムスンのGear VRのように、スマホを使ったHMDも登場してきており、今後の展開にも期待したいところだ。
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