JALのおもてなしは茶道とチームプレイから!? CAたちの国際線移行訓練に潜入
今回の訓練生のひとりだった澤津菜月さんは、2012年入社でニューヨーク線乗務を希望している。その澤津さんが訓練の中で難しいと思ったことは、メニューの説明だったという。「細かい説明を求められた時、自信を持って答えることができませんでした。また、座学を通じて覚えたことは頭に入っているものの、どのような言葉でお客様にお伝えすればいいのか悩むこともありました。こうしたことは経験を通じて、一つひとつ学んでいきたいと思います」と答えてくれた。
限られた時間とスペースで最高のおもてなしをするために、CAたちはこうした訓練を通じて知識や技術の向上を図っている。そしてもうひとつ、この訓練の取材を通じて感じたことは、CAたちの「チームプレー」だった。
通常機内では、ギャレー担当はギャレーから出てキャビンサービスをすることはない。
そのため、私たちはギャレー担当のCAをサービス中に見ることはないが、機内で受けるサービスの一つひとつが、こうしたCAたちのチームプレーからなっていると思うと、サービスを受けるのがちょっと楽しくなってこないだろうか。
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