「2分後」など、自動ロックがかかるまでの経過時間を選択できる。
だが、ロック画面で入力するパスコードは、総当たり攻撃(あらゆる数の組み合わせを試すハッキング手法)により(時間さえかければ)破ることができる。そこで、iPhoneでは違うパスワードが一定回数入力されるとデータを消去するという機能を提供している。これも、パスコードロックからデータの消去を選択すればよい。
このほか、パスコードを定期的に変えることも有効なセキュリティ対策だ。この場合もパスコードロック画面から行える。これを機に、設定画面でどのようなことができるのかをチェックしておくのも悪くなさそうだ。
Androidユーザーの場合、データ削除機能はデフォルトでは提供されない。
だが、同じようなデータ削除機能を提供するアプリによって対策が可能だ。その1つが無料アプリの「Locker」「Locker」で、Android 4.1以上に対応している。
○使っていない機能はオフにする
Bluetooth、NFC、位置情報サービス、Wi-Fiなどの無線通信機能は、使っていない時はオフにするのが望ましいという。攻撃者によって無線経由で知らない間にアクセスされるおそれがあるからだ。