くらし情報『日本NI、CERNと協力してLinux 64ビット版に対応するLabVIEWを開発』

2015年2月17日 19:32

日本NI、CERNと協力してLinux 64ビット版に対応するLabVIEWを開発

日本NI、CERNと協力してLinux 64ビット版に対応するLabVIEWを開発
National Instruments(NI)は、欧州原子核研究機構(CERN)との共同研究について発表した。

この共同研究は、CERNの制御システムをすべてLinux 64ビット版OSで標準化することを目的とし、最終的にはシステム性能の向上やコスト効率の良い分散型制御システムの設計、NIおよびオープンソースの専門技術を有する中小企業の参加機会の拡大を目指している。

これまで、NIは1990年代初頭より、CERNと共同で、宇宙の構成要素を解明し、宇宙誕生後の状態を理解するための数々のアプリケーションの開発に取り組んできた。中でも、大型ハドロン衝突型加速器(LHC:Large Hadron Collider)のコリメータや、MedAustronイオンビームがん治療センターは大きな成果であるという。前者では、「LabVIEW」システム開発ソフトウェアを用いて、約120台のNI PXIシステムに搭載されたステッピングモータの制御を行うアプリケーションを開発した。

そして今回は、CERNのインフラストラクチャの改善計画が中心となっている。NIは、64ビット版Linuxに対応した「LabVIEW」

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