2015年2月20日 19:01
翻訳サイトの情報漏えい、悪いのは事業者? 利用者?
しかし、最低限の知識として、サービスを利用する場合には利用規約を確認し
自分が送信した情報が勝手にほかのサービスで利用されないか
データを保持しなくても良いようなサービスにも関わらず、データを保持する記述があるか
といった点を確認する必要があるということを覚えておく必要がある。
○過去の情報漏えいとは異なる問題?
また、今回の報道やIPAの資料には「Googleのサービスで過去に保存した情報が公開された」という2013年に起きた問題が記載されている。
しかしながら、これらの問題は今回のケースとはやや性質が異なる。Googleのケースでは、利用者がグループの公開設定を「Webに公開する」という設定ミスから、同サービスの検索機能を利用して、官公庁をはじめ、様々な企業・組織のグループ情報が公開されていたことが発覚した。
一方で、今回のケースでも「Involved in the translation results improvement plan(Save the results to a server)」、つまり、「翻訳サービスを改善するために、サーバーに検索結果を保存します」