防水・防塵仕様の12.5型 2in1 Ultrabook - 富士通「ARROWS Tab QH77/M」を試す (1) Core iを搭載したWindows 8.1タブレットという存在
片手で持つには苦しい重量だが、底面積はA4ファイルよりもひと回り小さく、鞄に収納しやすい。液晶のサイズは12.5型で解像度は1,920×1,080ドット。タブレットとしては大画面の部類となる。
このボディサイズがもたらすメリットとして、キーボードの打ちやすさがある。QH77/Mのスリムキーボードは、キーピッチ約19mmとレイアウトに余裕がある。また、タブレットと合体させたときの本体厚で20mmという薄さながら、約1.7mmのキーストロークが確保されている。文字キーの大きさは均等で、この手のキーボードとしては十分に満足できる打鍵感だ。
本体にあたるタブレット部分の重量に対して、スリムキーボードが軽いため、キーボードの後ろをせり出して設置時に安定感を与えるユニークな設計を採用している。
ヒンジの左手前に着脱ボタンを備えており、片手でタブレットとキーボードを着けたり離したりできる。
●各インタフェースには防水用のカバーが
○各インタフェースには防水用のカバーが
ARROWS Tab QH77/Mは、防水・防塵がウリということで側面の端子類にはカバーが取り付けられている。QH77/Mが対応する防水規格はIPX5/7/8。