理研、介護用クマ型ロボット「ROBEAR」を開発 - 優しさと力強さを両立
同成果は理研-住友理工人間共存ロボット連携センター(RSC)ロボット感覚情報研究チームの向井利春チームリーダーらの研究グループによるもの。
介護者不足が社会問題化している中、RSCではこれまで人間のような腕を使って移乗介助を行うロボットとして「RIBA」「RIBA-II」を開発してきており、「ROBEAR」はこれらの後継機にあたる。
「ROBEAR」の特徴は人との柔らかな接触と大きな力が必要とされる動きを両立できることで、低減速比でも大きな力を出せるアクチュエータユニットと、小さな力から大きな力まで多様な状況での検出を可能とする3種類の力覚系センサを組み合わせることにより実現した。
また、両腕で人を挟んで保持するだけでなく、横抱きや、起立を補助するなど複数の動作もできるようになった。さらに、アクチュエータユニットを中心とした設計の見直しにより、重量を約140kg(「RIBA-II」は約230kg)と大幅に軽量化し、部品点数も約250点(「RIBA-II」は約750点)に減らすことに成功したという。
同研究グループは今後、柔らかい接触と力強い動作の両立という特性を活かした新しい柔軟介護やリハビリ応用を目指し、引き続き同ロボットの研究を行っていくとしている。
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