○1秒の制限も検討したVine
なぜVineは6秒に制限されているのか? Vineの広報・マーケティング担当者Carolyn Penner氏に尋ねた。
「Vineのサービスロンチ前、チーム全員で動画の再生時間を試したんです。それも、たったの1秒から無制限まで。その中で、6秒が最適だとみんなが感じた。6秒という時間は、クリエイティビティを刺激するいい時間。見ている方も『見る時間をとろう』という気持ちになる十分な時間です。でも、6秒という時間は終わった時に寂しくなってしまう。
でも、そこが重要で、だからこそ"ループ"を取り入れました。
ループという機能は本当に面白い。理由は2つあって、1つは動画を目で見る時に、映像がくるくると流れ続けるのが楽しい。例えば、ドーナツがくるくる回り続ける動画でも、始まりと終わりがないように、ずっと続くんです。2つ目は"音"。音も同じで、音の流れが最初と最後で繋がった時、それは完璧な動画となります」(Penner氏)
日本では、ツイキャスやMixChannnelなど、若年層に支持されている動画サービスが存在する。こうした競合の動画サービスにも注目しているのだろうか?
「もちろん、目を光らせているよ(笑)