2015年3月1日 06:55
国内企業のSDN導入意向は半々 - ジュニパーネットワークスが調査
と回答した日本企業は24%だったが、米国企業では5%にとどまっている。
SDN導入の最大のメリットをたずねたところ、日本企業では「ネットワーク運用の簡素化」が36%で最も高く(米国は19%)、以下「ネットワーク・パフォーマンスと効率性の改善」(日本が19%、米国は26%)、「運用コストの削減」(日本が16%、米国が13%)と続く。
SDNソリューションの選定時に最も重視する点を見ると、日米いずれも「高可用性と弾力性」が最も多い(日本が41%、米国が30%)。以下、日本では「拡張性」(25%)、「オープン性」(15%)、「サービス・チェイニング」(7%)と続く。米国ではオープン性は12%で4位となり、2位は「アナリティクスとレポーティング」(23%)、3位は「自動化と迅速なプロビジョニング」(19%)だった。
SDNの導入における課題は、日本企業ではコストが54%で最も多く、以下、セキュリティ上の懸念(44%)、既存システムとの困難な統合(36%)、社内人材のスキル不足(18%)が挙がっている。これらは米国でも同様に上位に挙がっており、課題は日米で共通しているという。
これらの結果を受けて同社のマーケティング責任者は、日本企業のSDN導入予定が米国を始め海外の企業より若干遅い傾向があるとした上で、多くの日本企業がまずは導入のリスクを減らすことに注力する傾向にあるためだと見ている。
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