2015年2月27日 17:39
押さえておきたいセキュリティソフト選択の3つのポイント
カスペルスキーはユーザーの満足度も高く、防御力の高さ、動作の軽快さ・スキャンの速さ、使いやすさの総合面において、92.1%のユーザーが「満足」と評価しているという(同社調べ)。
○無料のセキュリティソフトで大丈夫?
次に、セキュリティソフトは無料と有料のどちらを選ぶべきか、という点について考えたい。セキュリティソフトでは、OSに組み込まれているものや無料のソフトも多く公開されているため、「無料ソフトで十分では?」「セキュリティソフトにお金を使いたくない」と考えている人もいるかもしれない。
しかし、無料のセキュリティソフトの場合、一般的に搭載されているのはウイルスの検知・駆除機能のみ。ファイアウォール機能や迷惑メールのブロック機能、オンラインショッピングやバンキングの安全を守るネット決済の保護機能など、対応していない機能が多数存在する。また、有料ソフトと比べるとウイルスの定義データベースの更新頻度が劣っているケースもあり、最新の脅威への対応スピードには疑問符が付く。さらに、サポート体制がなく、アフターケアがないことも無料のセキュリティソフトのデメリットだ。万が一、不具合が起きた場合には、基本的には自力で解決するしかないため、初心者ユーザーにとってはハードルが高いと言える。