くらし情報『若手社会人の7割が「生活にゆとりない」 - 最低限必要な年収はどのくらい?』

2015年3月1日 14:00

若手社会人の7割が「生活にゆとりない」 - 最低限必要な年収はどのくらい?

若手社会人の7割が「生活にゆとりない」 - 最低限必要な年収はどのくらい?
オウチーノ総研は、20~39歳の未婚男女(学生を除く)を対象に、「『生活とお金』に関するアンケート調査」を行った。調査は2月5日~6日にかけて実施し、553名から有効回答を得た。

○一人暮らしと実家暮らし、「ゆとり」の差は?

今の生活に、経済的ゆとりはあるか尋ねたところ、「かなりある」と回答したのは3.3%に留まった。「まぁまぁある」は28.6%で、合わせると約3割が経済的ゆとりがあると回答している。一方、「あまりない」は42.1%、「全くない」は26.0%で、7割近い若手社会人が今の生活に経済的ゆとりがないことがわかった。

この結果を実家暮らし、一人暮らしに分けて見てみると、実家暮らしで経済的にゆとりが「ある」と回答した人は32.5%、「ない」と回答したのは67.5%、一人暮らしで経済的ゆとりが「ある」と回答した人は30.7%、「ない」と回答したのは69.3%だった。一人暮らしと実家暮らしに大きな差がないことが認められた。

家賃・光熱費に差があるはずの二者にあまり差がない理由としては、平均年収の違いがあげられる。
一人暮らしのうち年収200万円未満は14.5%、年収300万円未満は34.4%だったが、実家暮らしのうち年収200万円未満は32.3%、年収300万円未満は53.5%だった。

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