ヴァイナス、科学技術計算に特化した付加価値専用回線網の販売を開始
さらに、ユーザー開発コードやオープンソースコードのアプリケーションを同社が預かって、ユーザーに代わってポーティングとコンパイルなど(オプションでは並列実行効率のチューニングなども提供)を含め、年間契約でメンテナンスを請け負い、外部のクラウドHPCサーバで利用可能するサービス「VECAMS(VINAS Entrusted Cloud Application Maintenance Service)」も提供するとのことであり、移植に関する専門知識の取得やメンテナンスなど、クラウドの利用促進を阻む一因である負担や煩わしさの軽減を図ることもできるようになっている。
なお、同社では自動車関連、重工業、情報通信産業を中心に販売していく計画で、初年度で20社の導入、2億円の販売を見込むとしている。また、V-HPC Networkの価格は参考価格ながら100Mbps帯域保証の回線(東京23区内から接続する一例)の場合で年間約840万円、初期導入設定費用60万円(いずれも税別)としている。