くらし情報『2015年はデータのエコシステムに注力 - 米Teradata ハーマン・ウィマー社長』

2015年3月6日 09:00

2015年はデータのエコシステムに注力 - 米Teradata ハーマン・ウィマー社長

すべての業界がデータ指向になっている」と語った。

そして、同社の事業戦略については、「テラデータの強みは1つのデータベースでいろいろなことを実現できることだが、今はさまざまなデータがあり、すべてのデータをテラデータに入れるとコストが高くなってしまう。そのため、データのエコシステムが重要で、データを適切に扱うことが必要だ。今後テラデータは、すべてのデータを分析するパートナーになっていく。ビッグデータはその一部でしかない。テラデータはオンプレミスとクラウドに投資しており、顧客はどちらでも選択できる。2年後には多くの顧客はハイブリッド環境になっていくだろう。テラデータはこれまでいろな研究開発に投資しており、企業買収も行ってきた。
どちらがいいかを判断する上では、市場に早く出すということが重要だ。今後は、お客様にとって最高のITプロバイダを目指す。そして、分析とマーケティングの2つの分野でリーダーになる」と述べた。

また、日本テラデータ 代表取締役社長 吉川幸彦氏は、「日本のビッグデータの取り組みは3年前から始まっており、昨年あたりから、どうやって取り組んでいくかが明確になってきた。金融ではリアルタイムマーケティング、不正検知、小売りではO2O、オムニチャネルによる顧客行動分析、製造は、IoTセンサー、故障予知、予防保全、通信ではネットワークの稼働履歴と顧客情報統合による設備投資の最適化などだ」

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