日本ラドウェア、オンプレミスと連携するクラウド型DDoS対策サービス
これは、ソフトウェアベースのアプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)で、同社によると、NFVに対応するADC仮想アプライアンスは業界初だという。
標準的な商用サーバー機と仮想環境上で稼働できるため、ADCの機能を専用のハードウェアやソフトウェア基盤から切り離せる。そのため、システム導入や保守交換時に発生するコスト・工数の削減に繋がるとしている。
キャリアとハイエンドなエンタープライズデータセンターのニーズを満たすためにゼロから設計。NFVに準拠した設計であるため、ハイパバイザーの仮想スイッチレイヤーを経由せず、ネットワークインタフェースカードとダイレクトに処理ができる。これにより、最大スループット160Gbpsという高いパフォーマンスが実現できたという。また、OpenStackなどの仮想インフラ基盤上のクラスタリングでは最大1Tbpsのパフォーマンスになる。
ハイパーバイザーはKVMとVMwareに対応しており、NICはIntel DPDKに対応。
価格はオープンとなっている。
○国内未展開の「DefenseFlow」の紹介も
同日行われた記者会見には、日本ラドウェアの代表取締役社長 河田 英典氏とRadware アドバンスドサービス担当副社長David Aviv氏が登壇した。