日本ラドウェア、オンプレミスと連携するクラウド型DDoS対策サービス
Aviv氏は、同社の攻撃軽減システム「Attack Mitigation System(AMS)」をクラウドベースで提供できるDefensePipeを「AMS as a Service」として「非常に広範な形でプロテクションできる」と魅力をアピール。独自のロジックで構築したアルゴリズムにより、リアルタイムでトラフィックを解析できるため、すでに世界中のネットワーク事業者などで利用されていると語る。
また、アルゴリズムだけではなく、「サイバー上のSWATのようなチーム」(河田氏)という緊急対策チーム「ERT」がいるため、人とハードの両面で攻撃への対策が行えるメリットもあるという。ネットとデータセンターの間に入るクラウドサービスとして、サービスチェーンのすべてを保護出来るだけでなく、回線飽和型攻撃から"ロー&スロー"なアプリケーションレイヤーの攻撃まで「マルチベクターの攻撃防御が行える」とAviv氏。また現在、国内では展開されていない「DefenseFlow」と呼ばれるDefensPro、DefensePipeに次ぐサービスも予告的に案内した。これは、SDNを活用してDDoS攻撃対策としてネットワーク自体をプログラム。