できるだけ迅速にやるべし! iOS 8.2にアップデートしたほうがいい理由
とのことで、悪用される可能性はありそうだ。
Appleは、iOSおよびOS Xに「SecureTransport」というSSL 3.0互換のセキュリティAPIを用意している。セキュアな通信機能を必要とするアプリに限らず、システムの広い範囲で利用されているため、今回確認された脆弱性による悪影響は避けられない。
FREAKは旧いバージョンのSSL/TLS実装において存在し、FREAK対策を施した最新バージョンにアップデートすることで、そのセキュリティホールを"塞ぐ"ことができる。iOS 8.2には、そのSSL/TLS対策が含まれるため、できるかぎり迅速にアップデートを実施すべきだ。
ところで、利用しているシステムにFREAKが存在するかどうかは、FREAKアタックの検証サイト「Tracking the FREAK Attack」で確認できる。iOS 8.1.xのSafariでこのサイトにアクセスすれば、赤い背景に「Warning! Your browser is vulnerable to the FREAK attack」というメッセージが表示されるはずで、iOSにFREAK問題があることを確認できる。