PrecisionCoreラインヘッドで画質と速度向上 - エプソン、フルカラーラベルプリンタ「C7500」シリーズを発表
C7500シリーズの投入で印刷速度を重視した方向は満たされたとして、今後の製品戦略では高dpiの製品を提供する予定だという。
●ColorWorksの販売戦略
○オンデマンドカラーラベル市場促進のための各種の施策も
続いて、エプソン販売の細川 雅弘氏がColorWorksの販売戦略について説明した。まず「カラープリンタは高い」というイメージ払しょくのため、C7500シリーズの発売とともに従来製品の価格を見直す。オープンプライスの従来機(3製品)に標準価格を設定して、価格を前面に出していく。価格改定は2015年4月から。
また、元々フルカラーが当たり前の商品ラベルだけでなく、プレ印刷+モノクロの利用が多かった情報ラベルをフルカラーオンデマンドに、そしてモノクロ主体の識別ラベルのカラー化を促進する。C7500シリーズを市場投入によって、従来のエプソン製品では速度面で問題のあった業種にも対応できるとした。
加えて、2014年8月から行ったC3500のモニターキャンペーンを紹介し、そこで出てきた課題と解決のための施策を紹介した。
100件のモニターでまず出てきた意見は、自社でカラーラベルを作れることを知らなかったり、印字メディアの選択肢が少なかったりすること。