絵師が考えた理想のお絵かき環境を爆速プロトタイピング! - デジタルな"モノゴトづくり"の最先端が集結した「TMCNetworking Night」
氏による提案がきっかけで実現した。よー清水氏は、「VRエンジニアの皆様にはぜひこういう、仮想空間で快適な創作環境を作ってくれるシステムを実現して欲しいです」という言葉とイメージ画像を1月15日にツイート。SNS上での発案が、わずか2カ月足らずで実演可能な状況になったのだ。
その快適な創作環境とは、本当は汚い部屋で絵を描いているのだが、ヴァーチャル・リアリティの空間の中では、高原の空気を吸って鳥の声を聞きながら絵を描いているというもの。これを実現しようという動きがTwitter上で生じ、実装を試す人が出てきた。
今回わっふるめーかー氏がデモンストレーションを行ったものを実際に体験してみたところ、キャンバスの周りには青空が広がり、長時間作業をしていると自分が別の場所にいるかのような感覚を得られそうだった。発案者のよー清水氏も体験したという。
今後は、家には置けないサイズのキャンバスでのお絵かきや、VR空間での複数人でのお絵かき、有名な絵描きさんが描いている様子を隣で見られるコンテンツの制作などが期待できる。
また、リコーの全天球カメラ「THETA」やウェアラブルカメラの「GoPro」などとつなぐことで、全天球の絵をVR空間内で描くことも可能になるかもしれないという。