Googleの由来は"googol"!? Google検索がパワーアップ、質問を理解して回答
Googleは常に数百件の検索に関する機能の実験が行われており、2年前のナレッジグラフや1年前の自然言語処理技術による音声検索のアップデートなど、今ではお馴染みとなった機能もこうした実験から生まれたと話す。
「音声検索では、スマートフォンの位置情報などからユーザーそれぞれの疑問に対する答えを直接返すようになった」(徳生氏)
今回の機能アップデートでは、スニペットとしてテキストを表示することで、有用性の高いサイトを見つけやすくすることを目的としている。どの文章を探せばいいかわかりやすくすることで、ユーザーがより直感的に答えにたどり着きやすいようにした。この技術は、Googleの膨大な検索クエリやGoogleが持つ自然言語処理技術、音声認識の改善など、複数の技術の組み合わせで成り立っている。
「この技術では、大きな(単体の)キーワードに対して答えるというよりも、膨大なWebページの中から(ユーザーの)質問に応えるようにした。音声検索の導入後は、そうしたユーザーのふとした疑問、直接的な問が検索でとても増えている。アルゴリズムによるアプローチで質問に対する答えを出しているので、すべての疑問に必ずしも回答できるとは限らない。ただ、今後も聞いてもらうことで、より良い結果を返せるのではないかと思っています」(徳生氏)
【男性心理解析】LINEに隠された彼の“ホンネ”を暴く方法