2015年3月21日 09:13
ドコモやKDDIで月84億件のメールを検査 - シマンテックとISPの協業関係とは
シマンテックは3月10日、都内で通信・インターネットサービス事業者のとの協業事例に関する記者説明会を行った。
両社は協業事例として、ニフティのセキュリティサービス「常時安全セキュリティ24プラス」において、ウィルススキャン機能「Symantec Protection Engine」、安全評価機能「Symantec DeepSight Intelligence Datafeeds」が採用されていることを紹介した。
説明会の冒頭、シマンテックの執行役員 セールスエンジニアリング本部長 外村 慶氏は、「IoT時代に有効なセキュリティ・ビッグ・データの販売強化」と題し、シマンテックが通信事業者とこれまで行ってきた協業の事例や、今後、セキュリティビッグデータの販売を強化する姿勢について説明した。
○通信キャリアとも協業
2000年にISP/ASPビジネスに本格参入して以来、シマンテックはさまざまな事業者と協業。直近3年では、2012年にKDDI、2013年にNTTドコモに対し、主に迷惑メール対策のソリューションを提供している。
また、昨年は、ソフトバンクテレコムの法人向けサービス「ビジネスコンシェルジュ・モバイルマネジメント」