マウスコンピュータがWindows Phoneを手がける理由
だ。この大画面という特徴は、マウスコンピューターが計画しているという後継機のデザインに反映される可能性がある。
○法人向け販売チャネルの開拓も検討
販売チャネルについて、まずはマウスコンピューターの既存のPC・タブレット製品のチャネルを検討しているほか、「MVNOからの問い合わせも多くいただいている。法人向けのSIMカードなどと組み合わせることができないか、検討している」(平井氏)とも話す。
試作機のスペックは、画面サイズが5インチ・HDで、プロセッサーにはミドルレンジ向けのSnapdragon 410を採用していた。日本国内のLTE通信に対応する予定。価格の詳細は非公表だが、5?6万円といったハイエンド機よりは確実に安価になるという。
具体的な発売時期も未定だが、Windows Phone 8.1端末ということもあり、2015年後半とみられるWindows 10の登場よりは先になることが期待される。
国内での法人向け展開体制の構築を含め、注目の製品となりそうだ。
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