通信サービス業界を知りつくしていたからこその選択 - 会計コンサルタントの信頼を支えるホスティングサービス
顧客とのミーティングも多く、スケジュールは分刻みで、社内会議を調整するのも一苦労だ。
そのような状況のなか、佐野氏はITに深く関わってきた経験もあって、10年前の創業当初からASP、今で言うクラウドサービスを最大限に活用しようと決めていた。具体的には、メールとグループウェアである。M&Aともなると、多数のプレイヤーが参加することになるため、この2つのツールをフル活用する必要がある。
「私たちの取り扱う情報、メールのメッセージなどは非常にセンシティブなものです。顧客によっては、当社とのミーティング自体が機密情報になる可能性もあります。また、一通のメールが届かなかったり、遅延したりするだけで、緊急事態に陥るかもしれません。そのため、信頼性・継続性・安全性は最重要項目です」(佐野氏)
もともと佐野氏は、通信サービス事業に従事していたこともあって、業界を知りつくしていた。
そのため、どのサービスベンダーの信頼性が高いか、セキュリティ機能が充実しているか、正確な情報をつかんでいた。その佐野氏が選んだのが、NTTPCコミュニケーションズが提供する共用レンタルサーバー「WebARENA SuiteX」