今どきEコマースの「最新」基礎知識 - モール出店で売上UPへ! (5) モール店舗の何を分析して、どう改善するのか
楽天市場であれば「楽天サーチワード広告」になります。
Yahoo! やGoogleなどの検索エンジンを経由したアクセス数が鈍化している場合は、通常の検索エンジン対策を実施します。
○離脱率の高いページを改善し、転換率アップを
続いて、「転換率」の改善策を見ていきましょう。
転換率が悪い場合は、その原因として「ページの完成度の低さ」が考えられます。店舗内にて、「アクセス数が多い一方、離脱率が高いページ」を優先的に改善していくことが基本になります。この改善策は、PCとスマホで分けて行っていきます。
まず、PCの場合は、商品ページの閲覧比率が高い傾向にあります。モールで買い物をするユーザーの多くは、各ショップのトップページからは入らず、楽天市場のトップページの検索窓に商品名を入れ、目当ての商品を探し、各店舗の商品ページにアクセスするためです。
商品ページの離脱率が高いのは、商品ページに何かしらの問題があるということになります。ページの作り直しを含め、商品ページの改善を図る必要があります。
カテゴリページの離脱率が高い場合は、大きなチャンスを逃している状態です。モールで、ユーザーがカテゴリページにたどり着くのは奇跡といえます。