今どきEコマースの「最新」基礎知識 - モール出店で売上UPへ! (5) モール店舗の何を分析して、どう改善するのか
モールでは、広告や検索結果の多くがリンク先を商品ページとし、ユーザーは、これらを行ったり来たりしているためです。
それだけに、カテゴリページに目を向けるユーザーは、購入意欲が高く、決して手離してはいけない存在です。掲載商品数を増やすなど、ユーザーの関心を高める取り組みを行う必要があります。
一方、スマホの場合は、商品ページのほか、トップページの閲覧率が高まる傾向にあります。スマホは左メニューがないので、トップページに立ち戻ることが多いからです。
そのためトップページの離脱率が高いのは、致命傷になります。トップページの強化を図ることが求められます。
○PCとスマホの転換率の比較も重要
ここまで、店舗全体のアクセス数と転換率の分析を通して、改善すべき点を見出していきましたが、ほかにも分析するポイントは多くあります。
例えば、楽天市場では、各ジャンルの売上げトップ10をチェックすることができます。そこで一番売れているジャンルのトップ10の売上数を合算し、前年と比較することで、そのジャンルの人気の推移を確かめることができます。
また、最近の時流として、PCとスマホのアクセス数と転換率の比較も欠かせません。