NVM Express対応のコンシューマ向けSSD「Intel SSD 750」を試す - 従来製品とは異次元の驚異的速度を実現した最新SSDの実力は?
のPCI Express拡張カードタイプと、2.5インチ15mm厚の2種類のフォームファクターが用意されている。後者は、SFF-8639と呼ばれるコネクタ仕様に対応しており、従来のSATAコネクタとは互換性がない。容量は400GBと1.2TBの2モデルが用意されている。今回は、PCI Express拡張カードタイプのIntel SSD 750の1.2TBモデルを入手できたので、こちらでテストを行う。
Intel SSD 750は、PCI Express 3.0 x4での接続に対応しており、性能を最大限に発揮するためには、PCI Express 3.0を利用する必要がある。
Intelのチップセットでは、Intel 7シリーズ以降で、PCI Express 3.0に対応しているのだが(Intel 7シリーズのPCI Express 3.0対応はIvy Bridge以降のCPUと組み合わせた場合のみ)、システム的な要件としては、最新のIntel Z97 ExpressまたはIntel X99 Expressの利用が推奨されている。
ここでは、機材の都合上、Intel Z77搭載マザーボードで検証を行ったが、CPUはIvy Bridgeであり、PCI Express 3.0には対応している環境である。