NVM Express対応のコンシューマ向けSSD「Intel SSD 750」を試す - 従来製品とは異次元の驚異的速度を実現した最新SSDの実力は?
○1.2TBモデルの公称シーケンシャルリード速度は最大2400MB/s
まず、公称スペックを見ていこう。Intel SSD 750は、400GBモデルと1.2TBモデルでは多少性能が異なり、シーケンシャルリード速度は、400GBモデルが最大2200MB/s、1.2TBモデルが最大2400MB/sとなっている。
SATA 3.0対応SSDでは、ハイエンド製品でも540~550MB/s程度であることを考えると、まさに驚異的な速度だ。シーケンシャルライト速度は、400GBモデルが最大900MB/s、1.2TBモデルが最大1200MB/sであり、こちらもシーケンシャルリードほどではないが、SATA 3.0対応SSDのハイエンド製品と比べて2倍以上高速である。
また、4KBランダムリードは、400GBモデルが430,000IOPS、1.2TBモデルが440,000IOPS、4KBランダムライトは、400GBモデルが230,000IOPS、1.2TBモデルが290,000IOPSであり、こちらもSATA 3.0対応SSDの数倍以上のパフォーマンスである。レイテンシは両モデルで変わらず、シーケンシャルリードは20μs、シーケンシャルライトは20μs、ランダムリードは120μs、ランダムライトは30μsと短い。