NVM Express対応のコンシューマ向けSSD「Intel SSD 750」を試す - 従来製品とは異次元の驚異的速度を実現した最新SSDの実力は?
このテストの結果は比較的体感速度に近いので重要だ。Intel SSD 750のファイルコピー時の転送速度は、ISOが889.16MB/s、Programが517.57MB/s、Gameが790.98MB/sとなり、コピーにかかった時間はそれぞれ、1.21秒、2.72秒、1.75秒となった。SATA 3.0対応ハイエンドSSDと比べても、コピーにかかった時間は1/3程度に短縮されている。
さらに、コンプレッションベンチマークを計測した。コンプレッションベンチマークは、圧縮が効かないまったくのランダムデータから同じ値が続く圧縮しやすいデータへと、連続的にデータ構成を変えて転送速度を計測するテストである。書き込み時にデータ圧縮を行うSSDでは、グラフが右肩上がりの曲線となるが、Intel SSD 750のグラフは、ところどころ落ち込みはあるが、ほぼ水平になっており、圧縮のしやすさに関わらず安定した性能が得られていることがわかる。○ATTO Disk Benchmark 2.47ではリード/ライトともに公称値を上回る
最後に「ATTO Disk Benchmark 2.47」を利用して、転送速度を計測してみた。