アドビ、「NAB Show 2015」で最新版を発表-AEに"二次元アニメ"向け新機能も
同機能は、これまで非常に時間のかかる作業であったフレーム間の調整を自動化するほか、Webカメラの前で行われる頭、口および目の動きをトラッキングし、(キャラクターの)体の動きに反映させる、さらにキーボードを用いることで、その動きをより現実に近いものにすることができるのだという。Total Training, Inc.に所属するアニメーター/フォトグラファー/ビデオグラファーのBrian Maffitt氏は、「この機能は古くからある問題、つまりいかに素早くこれまでなかったようなキャラクターを取り込んでアニメーション化するかという問題を解決します。これがあれば、予算的、時間的な理由でこれまでキャラクターを入れてこなかったようなところにもキャラクターを使うことができるようになります。Adobe Character Animatorは、アニメーション制作の経済学を大きく変えるでしょう」と述べている。
さらにCreative Cloud対応の最新のモバイルアプリであるProject「Candy」は、ユーザーのCreatuve Profileに紐づけられているため、例えば魅力的な照明演出を撮影し、その色調を自身の映像作品に適用するというようなことが簡単に行える。