東京都にある"変わり種"図書館5選 - 建築美に会員制、利き酒もできる!?
○完全会員制「超高級図書館」
ワンランク上の図書ライフを楽しみたい人には、完全会員制の「アカデミーヒルズ」を訪れてみてはいかがだろう。組織に縛られない生き方をするビジネスパーソンの"知の拠点"として開設されたスタイリッシュな図書館だ。
理事長は経済学者として知られる竹中平蔵氏。六本木、アークヒルズ、平河町の3カ所があり、館内にはワークスペースやカフェ、ラウンジも設けられている。中にはミーティングルームがあるものもあり、シェアオフィス的にも利用できるという。
蔵書は数千冊と一般的な図書館と比べると多くはないが、その分、ビジネスや古典などそれぞれに特徴ある本が置いてある。最新情報を入手し、ネットワークを築いていくという図書館の枠を超えた目的があるようだ。初回手数料5,000円と月会費9,000~3万円(税別)が必要であることから、利用にはそれなりの覚悟が必要かもしれない。
時代の流れとともに人々の感覚が変化していくにあたって、図書館もどんどんユニークになってきているよう。くつろぐため、またはビジネスのためなど、利用の仕方も多様だ。これからはスケジュール帳の予定に「図書館」を加えてみてはいかがだろうか。
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